ぽてすとの紅はるか、シルクスイート、紅あずまは茨城県鉾田市の海の近くにある農家さんで定期的に土付きのまま直接現地買付けさせていただいているお芋です。
各地の直売所や農家さんを巡り、買って焼いて食べてを無数に繰り返してたどり着いた農家さんのお芋達です。
間違いなく美味しいです!
この3種についてはTwitterメニューで「ぽてすと紅はるか」「ぽてすとシルクスイート」「ぽてすと紅あずま」と表記しています。
さつまいもにはたくさんの種類があって、近年新しい品種も次々に生まれています。
「紅はるか」という品種ひとつとっても全国各地で栽培されていて、その土地の気候や土壌の状態、肥料、農薬の使用有無、その年の気象状況や気温で品質はさまざまになります。
近年、種芋を使わず試験管でひとつひとつ芽などの細胞から苗を育てるウイルスフリー苗を使った栽培方法をとる農家さんも増えています。とても手間がかかりますが、見た目もキレイなお芋を作ることができます。
また、収穫後の熟成がとても大事になります。甘くて美味しいお芋の要素の半分は熟成が上手くできているかだと思います。
熟成につては別に書きますね
「紅はるか」や「シルクスイート」は品種です。
JAや農家さん、焼き芋専門店等でブランド化されてオリジナルの名前が付けられています。
株式会社ポテトかいつかの「紅天使」
JAおおいたの「甘太くん」
宮崎県あおいファームの「葵はるか」
JAなめかたしおさいの「紅優甘」
これらは全部「紅はるか」です。
ぽてすと開店当初に販売した紅はるかも鹿児島の「かのや紅はるか」というブランド芋でした。
他にもたくさん紅はるかのブランド芋があります。
それぞれ糖度や熟成期間等の基準を設け、それをクリアしたお芋にオリジナルのブランド名を付けています。
同じ紅はるかですが結構違いがあります。
とくにJAブランドは複数の生産者さんのお芋に名前をつけるので差が出ることがあります。自分が買う時はなるべく美味しそうなものを見て買うようにしています。
余談ですが、通販サイト等で「訳あり甘太くん」なんて商品が売られている事がありますが、訳ありな時点で甘太くんでは無いです。甘太くんは外見の綺麗さにも基準を設けているからです。甘太くんを栽培している農家さんも言っていますが、それらは偽物です。箱が本物でも中身が本物とは限らない。嫌な世の中ですが・・・
ぽてすとの紅はるかはほとんど一般に流通していないお芋ですが、例えばJA旭に卸したら間違いなく「旭甘十郎」のブランド名が付きます。
お客さんに紅はるかはスーパーでよく売ってるから違うの買ってみようかなっ!と言われる事がありますが、いろいろ食べ比べてみてください(*•̀ㅂ•́)و✧